/  Articles posted by しもで木材 (Page 7)

そろそろゴールデンウィークも前半が終わろうとしていますね。 お天気もいいから、色んなこと出来ますね。 今日は、大工さんの技のお話し。 家を建てる為に、色んな技を使って建てられる日本建築は、日本人だけでなく今では世界の人からも認められていますよね。 すでに販売中の自転車ラック『宿輪木』も大工さんならではの技が、使われています。 それは、四方転び (しほうころび)上に荷物が乗ることによって、より安定するという作りになっています。 自転車をかけてもらうことで、より安定するという仕組みです。 さて、 今回の室内用自転車ラックには、 込み栓を使うことにしました。 込み栓(こみせん) 柱と土台、または柱と桁(けた)などの仕口を固定するために打ち込む堅木材 こんな感じで打たれています。 中の構造はこんな感じになってます。 ついでに、各部分の名称も。 今回はほぞ穴を貫通させて、ほぞ穴の先に込み栓をうつやり方を採用。 鼻栓といいます。 水泳シンクロで使われる鼻栓と同じ字ですが、読み方も一緒ですけど。 私は3回くらい聞き直しました。 呼び名は当たってます。 そして、こんな感じに。 わかりますか? 今回の見せ所。チョコ見せは大工さんの技。 ラックの脚の穴。 自転車を支えるバーのほぞ穴。 差し込んだときはすこーしだけずれています。この鼻栓をグッと差し込むことにより、穴が揃い、バーが引っ張られるようになって安定する。という仕組みです。 グッと差し込んでくださいね。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように

暖かな季節の到来に、気分も晴れやかな今日この頃。 ラックの製作状況とこだわりをチョコ出し中。 今日のチョコ出しは。 棚になる部分。 一つ一つ手作業で、 木肌を利用して角度を付けた棚。 すべてが違う木の模様。 自然が作り上げた模様にうっとり(*´ェ`*)してほしいです。 本物の木だからこそ、同じものがひとつもありません。 そこがいい。 それがいい。 そう思うとどんな木も可愛くなってきます。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように

こんにちは。 とうとう、ゴールデンウィークに突入ですね。 なにもないんですけど何だかウキウキ気分。 前回投稿からの首斜め大丈夫ですか? そう、首斜めのままで はい、 斜めの部材入りました。 しっかりと固定中。 そして、 これ。 自転車を支えるバーです。 アップも こんなカットさすが大工さんです。 自転車が安定するように凹みを作ってもらいました。 そしてブレーキ?のワイヤーが触れないように溝もつけています。 色んな自転車ラックあると思いますが、 桧人のラックは木材を使用。使えば使うほど味となっていく、ずっと愛用してもらえたら、嬉しいな。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように

明日からゴールデンウィークですね。 ラック、ずいぶん出来上がってきていますよ。 今回は製材の話は全くありません。 大工小屋にお邪魔して、パシャパシャ写真を撮ってきましたよ📸 さて、 これ、何だか変ですよね。 首が斜めになってませんか? これなんか、変じゃなくてもうひし形🔶。 こんな切り方普通じゃ出来ませんよね。 こんなのどこに使うの? 思わず大工さんに聞いてみました。 ここだそうです。 ちょっとわかりにくいかな? こんな感じ。 これなら、わかりますか? ラックの足が斜めになるので、棚は床面に対して平行になるようにこのようなカットになるそうです。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように

前回からのお話、自転車ラック作成状況のお話をさせていただきます! 話は戻りましてそうして納品した部材はプレナーという機械にかけて最終寸法まで小さくしていきます。このときの表面はささくれがなくてパッと見た感じはきれいです。 そしてこのあと、超仕上げ(カンナかけ)をします。この作業後の木の表面はツヤツヤ。何も塗っていないのに光っています。 そしてこれがカンナかけした、カンナ屑です 分かりにくいですがよく見ると、カンナ屑の色に違いがあります。 そう!色の違いは桧と杉なんです! 赤く見えるのは、杉(すぎ)。 白く見えるのは、桧(ひのき)。 今回の自転車ラック最大の特徴、木の色を生かしたコントラスト。いいアクセントになってくれます。 接着してるところですね。 さすがは大工さん、すべての木材が同じようにカットされています。プロの技ですよね。 こちらの写真、いいですよね。私のお気に入り😊 そうそう、作業いただいてる大工さんを後ろから激写👀📷✨ 顔見せは🆖なので😁 今回は写真たくさん、 私のワクワクもお伝え出来たかな? いつも心を込めて、製品作り。 皆 いい娘(こ)になってくれますように

モニターの皆様、大変お待たせしております。 当初の予定よりずいぶん遅れておりますこと、お詫び申し上げます。 ✋刻み大工さんに、ラックの製作依頼をしたと報告させて頂いてましたが、この大工さん本当に本職が大工さんの為、 お寺本堂の新築、庫裏(くり)。一般住宅のリフォーム、新築などの仕事の合間に制作をしていただいてます。 材料の納品などの報告もしていない為、心配されているかと思いますが、必要な部材を製材し、ずいぶん前に納品させて頂いています。 本日より少しずつではありますが、進行状況と製材のお話をさせていただきます。 それでは進行状況の前に 製材とは? 最終の寸法になるまでには木材を何度も切ったりします。切ることを『製材機にかける』といいます。 まず、製材機にかけて最終寸法より15~20ミリくらい大きく荒切りします。そして木を乾燥させるため、サンと呼ばれる木を挟んで通気をよくして乾燥させていきます。 乾燥をしていく段階で木は縮んだり、割れたり歪んだりします。そういう状態を『動く』っていいます。 ある程度乾燥すると、木の動きがすくなくなるので今度は出荷のためにもう一度製材機にかけます。この時は最終寸法より、5~10ミリ大きく切ります。切った表面は、ザラザラ。 製材の仕事は通常ここまで。 この状態で出荷(納品)となります。 これは一般的なノコギリ。刃の大きさに注目してください。 そしてこちらが、製材機のノコギリ。ひとつの刃の大きさの違いがわかると思います。 こちらは製材機にかけている風景です。 製材機のノコギリは輪っか状になっていて、機械で回転させて木を通して切っていきます。 こちらは自転車ラックの為に納品された部材の一部です。 こちらの写真は棚部分に使われる材料です。本物の木が充分に表現出来るようにあえてこの部材を使用。 本来この部材は、枠材(わくざい)といい、木肌の部分は切り落として、家の窓や入り口の枠に使用されます。こんかいは木肌を残して、みじかーくしちゃいますよ。 さてさて、これからすこしずつ、らしくなって行きますのでお待ちくださいね。 商品完成は今月中としております。ブログ報告は遅れておりますので、現在の進行とは異なりますのであらかじめご了解下さい。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように

こんにちは。 前回からの流れブログです。 室内用自転車ラック、刻み大工さんが試作品を作ってきてくれましたよ。 奥のラックがサイクルトレンドで展示していた物。 手前が大工さんに作って頂いたものです。 パッと見は変わりませんが、少しずつバージョンアップしております。 棚の高さ、バーの高さを変更。 そして、flascoさんにお願いして実際にいろいろな自転車を掛けてみて使用度を確認しました。 これなら、どんな自転車にも対応出来そうです。 そして最後に桧人らしく、 木のぬくもりにやさしさをプラスしてみました。 少しずつではありますが、室内用自転車ラックいい感じになってきています。 いろいろな人達の知恵を頂いきながら進めて行きます。お楽しみに(๑´ڡ`๑)

久しぶりのブログ投稿です(´Д⊂ヽ 随分ご無沙汰してる間にいろいろありました。 まずはそのご報告をかあちゃんからお伝えしますね。 実は先月の話になるんですけど イベントに参加してきました。 名古屋サイクルトレンド2018 2月  2/24(土),25(日) 2日間で行ってきました。 今回は地域資源バンク NIUさんの計らいで出店ブースの一角に「宿輪木(やどりんぎ)」を展示させていただきました。 今回出店にあたっての試みとして、 🔴インターネットのみの販売の「宿輪木(やとりんぎ)」の実物をご覧いただく。直接、触って頂く! 🔴宿輪木に続く新作のモニターを募集! 室内用自転車ラックを開発していきます! 🔴おまけ 桧(ひのき)の香りを体験頂く。 ひのきのウッドペーパーのガチャを作ってみました。 自転車乗りさんの為のイベント参加にドキドキ。どうなることやら 会場では、手書きチラシを配布してモニターを募集させて頂きました。 会場にも室内用ラックのデモ展示をし、モニターさんにどのような商品になるのかイメージしてもらえるようにしました。 先着10名様。 2日間でモニター希望していただけるのか心配でしたが、無事定員となり締め切らさせて頂きました。 会場では、地域資源バンク NIUさんより、   http://niu-mon.com flascoさんが自転車のペダリングのレクチャーされていて、皆さんとっても関心深けに聞き入ってました。 そう、 flascoさんは、あの「宿輪木(やどりんぎ)」開発に携わって頂いた、西井匠氏がやられている事業なんです! 西井匠 ブログ http://cyclingscience.blog50.fc2.com そうなんです、コラボ出店!だったのでした。 いろんな出会いをさせて頂いたイベントでした。 モニターになって下さった皆様、 ご来場頂きました皆様、 ありがとうございました。 室内用自転車ラックは、予定から変更がありまして、当初hinoki-bito自身が作成する予定でしたが、手刻みしている大工に作成を依頼する運びとなりました。よりクオリティの高いものとなりますので、予めご連絡させていただきます。 これから、作成内容など投稿させていただきますのでよろしくお願いします。 木のぬくもりを伝えたくて

大変ご無沙汰のブログです。 久々に皆さんにお伝えしたくて、私がひとり感動したことをご報告です。 本日も、我が、しもで木材は工場でせっせと仕事してます! 小さい工場なので毎日仕事が、変わっていきます。今日は節がある壁板(ピーリング)を作っております! ずーっと以前ですが、節の壁板にこだわりを持って製品作りをしていると、お伝えしましたが。自然のものを自然のままに。 これ!皮のところを虫が食べた跡だと、思います。 虫が食べたことによって、木が傷着いてしまいましたが、ちゃーんと、自分で傷を治して大きく成長していった。という話。 自然ってすごいなぁ〜😆と 思う母ちゃんなのでした。 残念ながらこちらの模様は欠点品となりますが、虫さんの芸術を見て、ニヤニヤしてしまうかあちゃん。マニアック😁 今日も一つ一つの作業を心を込めて。

前回のブログでは、羽目板(ピーリング)の形状の違いをお話しさせて頂きました。 今回は、幅の違いをお話ししようかと思います。 幅の違い?って思われるかもしれませんが、木とは丸いもの、外側から薄く切っていく(削いで)と初めは幅が狭い板、そしてどんどん幅が広がって行くのです。 それを幅別に揃えていきます。その作業を、私たちは耳太刀(みみたち)といいます。 こんな感じに耳太刀して行きます。 ​​ 幅別に3種類に仕分けします。 そして、木を乾燥させる作業になります。 一枚一枚が息できるように隙間を作って乾燥機で乾燥させます。 そして、これが乾燥機に行く予定の木達。 板と板の間に「サン」と呼ばれる棒を入れて行くのですがその棒がずれずに積み上げていかないと、板のに歪みが生じてしまうのです。歪んでしまった板は加工しても良質なピーリングにはならないのです。なのでこの「サン」を組んで行く作業も正確にしていかなくてはいけないのです。 この商品は厚み 10ミリ 目透かし加工になります。 幅は 3種類 85ミリ               100ミリ                118ミリ  お部屋のイメージやお好みでお好きな幅を選んでいただきます。 手間暇掛けて、お客様の手元まで。 完成品になるまで、もう少し。 愛情込めてコツコツと。