/  工場

この先製材所を営んでいくうえで、何が大切なのかな~??? 必死に考えました(-_-)う~ん   その結果が 徹底的にこだわろうでした   何に? お客様の為になることに   それで? 先ずは、本気で天然乾燥に( ̄▽ ̄)   どうして天然乾燥? 人工乾燥のように、急激に温度を上げることなく、自然の温度変化の中、風にさらされ水分を抜いていくので、必要以上に油分(色艶や香りの元)が抜けず、寸法変化も少ないので。   その結果 奥行き10㍍幅40㍍ 屋根だけの倉庫を建てちゃいました(^^♪すべて借金ですが^^;   以前から節の板は桟組して屋外で天然乾燥☀ しかし、雨が降ると注文を受けてもすぐに対応できないありさま(-_-;) これじゃいくら物が良くったって流通に乗るわけがない 要る時に無いんですからね   良い物をより迅速に現場に届ける。   それは、施主様にも現場にも良い事だと思うんです。   この木材天然乾燥倉庫が出来たおかげで、いくつかの欠点が解消されると思っています。 これは長くなりそうなので、次のブログネタに( ̄▽ ̄)   この不景気にそんな物建てて大丈夫かな~って悩みましたが、少しからくりが お察しの通り、少しでも借金返済の足しになればと、お日様の力を借りて、ソーラーパネルを置きました。 ソーラー発電は、賛否両論あると思います。 僕もあまり賛成ではないんですが、背に腹は代えられず・・・(-_-;)   田舎のちっぽけな製材所しもで木材   欠点に思える事を逆手にとって   田舎安い土地だから出来ること。 少人数で、量をひかないから出来ること。   そんなこんなで腹くくって建てた、しもで木材天然乾燥場   生かすも殺すも自分次第( ̄▽ ̄)   しっかりと生かしていく努力をしていきたいと思います(^^♪   心穏やかに 過ごせますように (#^.^#)            

バキッ❗   工場に響きわたる大音響(。>д<)   実際そんな大きな音がしたのかどうかわかりませんが、オカアチャンもお兄ちゃん(唯一の従業員)も気がついた💦       以前から送材車の紙車(車のクラッチみたいなもの)を交換しないといけないと思ってたので、そこが壊れたかなって思ったんですが、そんな音がするはずもなく、確認すると送材車を駆動させるギアの破損(ToT)   ってことで滅多に見れない、宙に浮く送材車(+_+)   この送材車が動かなきゃ、丸太が挽けない(。>д<)   丸太が挽けなきゃ、オイラの商売アガッタリ(ToT)   この時期は、丸太が直ぐに痛んじゃう💦   早く挽かなきゃカビとヤケで大変なことに(。>д<)   しかし、物は考え様(  ̄▽ ̄)   オイラの工場にゃ丸太がないΣ(・ω・ノ)ノ!         それはそれで大問題なんですが(;一_一)   機械も消耗品 出費もかさみますが仕方ないですね(;^_^A   この話は引っ張りません(笑)   今日も笑顔で 心穏やかに 過ごせますように(^^♪  

で、この宿輪木が奇跡を起こします( ̄▽ ̄) の続き、行ってみよ~(-ω-)/   名前もそうなんですがこの奇跡、始まりはFacebook   Facebookの話は後日するとして、名前もそうですが、モニターもFacebookで公募。   遠い所は大分でしたが、なんと世界でも有名なサイクリングコースのしまなみ海道で数件まとめていただきました(*^▽^*) 誰もが立ち寄る、しまなみのサイクリストの安全を守る、自転車神社の大山神社様   雨が降ると屋根の下に入れていただいてるようで、モニターになっていただき5年ほど経ってから訪れたんですが、まだ綺麗なままでした(^^♪ ドルチェ様に うまや様(定休日で本人に会えず残念(>_<)) 輪空様等etc.   皆さん、本当にありがとうございました(#^.^#)   そして最近では 本格インドカレーがウマウマのルリヲンさん   因島土生港前のお店でココのオーナーさんが当時モニター様を纏めてくれたおかげで今があります<m(__)m>   歴史的にも有名な鞆の浦の先端の@カフェ様 ココも尾道のFacebook友達のご紹介(#^.^#)   西日本ばかりかと思われがちですが 北は北海道(帯広川沿いでパチリ) 南は沖縄まで (サイクルステーションに採用されました)   全国に続々と桧の香りを届けてくれる宿輪木 今やしもで木材になくてはならないアイテムです( ̄▽ ̄)   でも昔のままオイラが作ってちゃ、やめてたかも(;^_^A   工場の隙間を見つけては道具を広げて毎夜残業後、片づけての繰り返し 作る後姿が疲れ切ってます(-_-;)   それを助けてくれたのは 顔出しNGのいとこの大工さん( ̄▽ ̄)   餅は餅屋に頼むのが1番(^^♪   この人のおかげで全国に桧の香りが届けられます('◇')ゞ   ってことで、サクッと宿輪木の巻終了(-。-)y-゜゜゜   と思わせて次回も引っ張る予定です( ̄▽ ̄)   心穏やかに 過ごせますように(^^♪

しもで木材の一大事( ̄▽ ̄) の続き、行ってみよ~(-ω-)/   以前からやってるフェイスブックで、友達の投稿に国産桧をアピールしたところ、そのコメントに食いついた人が(笑) 製材所やってるんですか? 一度お邪魔しますって(#^^#)   しばらくしてからもう一人連れ立って、工場にやってきた二人 何者か聞いてビックリ(*ノωノ) 上の写真の方は、北京オリンピックのMTBの監督をされてた方 下の写真の方はお会いして2年後にMTBダウンヒルのアジアチャンピオンになるお方 当時何もなっかった多気町で、MTBの国際レース場を作るぞって、草刈り機片手に山に分け行って、本当に作っちゃって、国際レースを開催しちゃった熱い人達(*^▽^*)   この人達が何をしにしもで木材を訪ねたかって~と、写真に写っちゃってますが、桧で自転車ラックを作りたいって言うんです。   多気町を巻き込んでの自転車の町づくりプロジェクトで、先ずは自転車でこの町に訪れるサイクリストの憩いの場所づくり。   しもで木材の事務所で、自転車に対する愛と、なぜ自転車ラックが必要かを熱く語る二人(; ・`д・´) それで2×4の材料を金具で固定するタイプの自転車ラックの材料を作ってくれって言うんです。   それだけ熱く語っておいて、2×4の材料だけ(;一_一)   桧オヤジの熱い魂にも火が付いた(; ・`д・´) せっかく作るのに、アメリカ製の金具で留めちゃうの(。´・ω・)?   少しだけ時間を頂戴って言って帰ってもらい、それからしばらく寝ながら考えた(-。-)y-゜゜゜   で無い知恵を振り絞って考えたのが、木に溝を掘って挟み込むってやり方( ̄▽ ̄) 自分で言うのもなんですが、よく考えました('◇')ゞ   作って見せたらOK頂いたのはいいんですが、流石はトップアスリートの二人💦 一切の妥協を許さず、だんだんハードルが高くなる要求(;^_^A   あんたら、最初は金具でええってゆてたやん(;一_一) そんな心の叫びは届くはずもなく、試作と思考を繰り返す日々💦   そんなこんなで出来上がった自転車ラックがこれ この自転車ラックの話も引っ張ります( ̄▽ ̄)   心穏やかに 過ごせますように(^^♪

人のまねですが(;^_^A の続き、行ってみよ~(-ω-)/ 桧の壁板ってわかります? 羽目板って呼ばれていて、板の両端についた凸凹を差し込んで壁に貼っていく材料です。 オカアチャンの手書き 節の羽目板貼った部屋 色んな部材を取るために、丸太の外側の節の少ない所で、以前から壁板は作ってわいたものの、一日せいぜい20本くらいしか挽けない弱小工場。 出来る量なんて極々少量(-_-;) 前回も書きましたが、鴨居、枠、桁、柱 それらが値段を下げるなか、どうすればいいのかを真剣に考えた末、オイラが出した答えが 桧の壁板の専門工場になろうでした(=゚ω゚)ノ フローリング(床板)のほうが高いのに、何で壁板かって言うと、フローリングは4Mが主流。 元々3Mの丸太を挽いていたオイラは、4Mは苦手(+_+) (この理由で枠、鴨居、桁等が売れなくなったんですが(´;ω;`)ウッ…) それに高い材料は大手さんが抑えてるので、隙間を狙って壁板作り|´з`) 全て壁板にしてしまえば、ある程度の注文(100~200坪位)にも対応できますし、作業工程も絞れますからね。   桟組された板 丸太から板を挽き、隙間を開けて桟組をして、乾燥させて機械に入れて加工する。   愛犬ぼたん(*´з`) ここまでは、誰がやっても、どこの工場でも一緒。 この先の検品作業が、しもで木材が拘ってるところです('◇')ゞ ほとんどの検品をする、オカアチャンとの決めごとは1つ 自分の部屋に貼れないような製品は入れない(^^)/ 1日何百枚も検品する中で、このくらいなら解んないだろうとか、これをB品にしたらもったいないだろうとか、そんな悪魔が耳元で囁きます(+_+) そんな悪魔と闘いながら、日々製品を作っています( `ー´)ノ   当たり前じゃんって聞こえそうですが(*ノωノ)   心穏やかに 過ごせますように

だけど・・・(´・ω・`) の続き、行ってみよ~(-ω-)/ 前にも書いたんですが、色んな家の部材を挽きました。   木材にこだわりが薄れてきて、家を建てる工法も変わってきたこともあり、徐々に見える木が使われなくなってきた昨今(-_-;)  工場の奥  天井近くまで  いつでも出荷OK   しかしお声がかからない( ;∀;)  塵も積もれば ・ ・ ・ 汚れるだけですね(;^_^A   全く要らないわけじゃないんですが、極端に使わなくなりました。   その昔、オイラが工場に入った頃は、役物と呼ばれる節の無い木が重宝され、どの製材工場も競って挽いていました。   挽けば挽いただけ売れるし、丸太も高いが製品も高い。   知識と経験を活かし、 丸太を吟味して買って、 木目の通った綺麗な製品を作る。 製材所も職人っだった時代でした。   時代は流れ 機械化が進み、 工法が変わり、 ニーズが変わり、 構造材(壁の中に隠れてしまう)としての木材が主流を占める今は、 大型工場が数秒間に1本って速度で柱や土台を挽いています。   でも、 オイラんちみたいな、ちっぽけな製材所だって、生き残っていくために何とかしなきゃいけないわけで、 (੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾   一生懸命考えた('◇')ゞ    ふざけてませんよ💦   で、たどり着いたのが   桧の壁板 人のまねですが(;^_^A この続きは次回の講釈で( `ー´)ノ   心穏やかに 過ごせますように      

製材所ってなに? 木の町に産まれ、父も近所の製材所に雇っていただいて、周りの人も製材所に勤務している人も沢山いて、小さな製材所も近所にはイッパイ。 オイラが小学校に入った頃、父も独立して、借り工場で製材所を営みはじめ、工場を遊び場にしてたオイラとしては、何の不思議もない所。 でもほとんどの人が入ったこともないでしょうね。 ちなみに、しもで木材は桧専門の製材所(^◇^) これがしもで木材の内部映像😎 台車と呼ばれる機械に丸太を乗せて帯鋸と呼ばれる大きなノコギリで丸太を縦に挽いて四角にする。 丸太の料理人ってとこですかね😝 丸太は一本一本育ち方も育った場所も違う。 なので木目、枝の状態、傷、風揉み、etc. この丸太でどんな部材をとるかを考えながら市場で競り落とす。 そして、こんな感じて恐い顔しながら製品に(笑) 写真の板は、一本の木からとった板。 見てわかるように同じ木なのに表情が違います。 だから木って面白い(#^^#) だけど・・・(´・ω・`) この続きは次回の講釈で(-ω-)/ 心穏やかに 過ごせますように

いつものように朝起きて いつものように朝飯食って いつもの道を通り いつものように工場の扉を開けるΣ(・ω・ノ)ノ!   窓から差し込む朝日に照らされて、工場の中がキラキラと光ってる(*'▽')   今日も笑顔で頑張りましょう(#^.^#)   心穏やかに過ごせますように(^^♪

あっという間に、ゴールデンウィークも過ぎてしまいましたね。 ゴールデンウィーク中は、ブログの更新を頻繁させて頂きましたが、今回もそのオマケ的、投稿です。 最近の流行語。 萌える。もう、遅いのかな? 萌えるって私の中では、見るだけで魅せられる。ちょっぴり幸せをくれる。 暮らしのエッセンスみたいな気がしています。 家事をしていても、仕事をしていても、そんな瞬間が、感じられることに幸せを持ったりします。 私だけかもしれませんが、 同じものを観ても、人それぞれ。 その感じられる状況が幸せなのかな。なぁーんて思ったりしています。 んー。日本語むつかしい。伝わってるのかな? 何だか今日はロマンチック女子です‼️ が‼️ 私たちは1本の木を、製材機にかけることで、イロイロな用途の製品を作っていきます。 丸太の 外側の部材はピーリング(壁板)に そして、 分厚い板をとったり、枠材(窓や扉の枠)、破風(はふ)、柱など、 その丸太によって取る部材は違います。 それは、製材機を扱う人の目利き。 手腕で決まります。 1本、1本、丸太は違うので1本、1本しっかり見定めて、その子(木)を最良の部材に落としていく。 製材には正解はなく。その人の感性で出来ていくところがあるんです。 あっ! 話が違うところに跳んでますね。 今日お伝えしたいこと! それは私の萌え萌えポイント‼️でした。すみません。 室内用自転車ラックの連載投稿の時に少しお伝えした、共木(ともぎ)。 1本の木で出来た部材。 すこーしずづ木目が変わっていくのに私は非常に萌えます。 1本の木の人生を感じます。 4枚並んでいる板。よーく見てください。木目がなぁんとなく一緒。 共木です。 そして、一番右の板だけ、傷がついています。 傷がついても、木 本来の力で治していったことを物語っていますね。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になりますように

前回からのお話、自転車ラック作成状況のお話をさせていただきます! 話は戻りましてそうして納品した部材はプレナーという機械にかけて最終寸法まで小さくしていきます。このときの表面はささくれがなくてパッと見た感じはきれいです。 そしてこのあと、超仕上げ(カンナかけ)をします。この作業後の木の表面はツヤツヤ。何も塗っていないのに光っています。 そしてこれがカンナかけした、カンナ屑です 分かりにくいですがよく見ると、カンナ屑の色に違いがあります。 そう!色の違いは桧と杉なんです! 赤く見えるのは、杉(すぎ)。 白く見えるのは、桧(ひのき)。 今回の自転車ラック最大の特徴、木の色を生かしたコントラスト。いいアクセントになってくれます。 接着してるところですね。 さすがは大工さん、すべての木材が同じようにカットされています。プロの技ですよね。 こちらの写真、いいですよね。私のお気に入り😊 そうそう、作業いただいてる大工さんを後ろから激写👀📷✨ 顔見せは🆖なので😁 今回は写真たくさん、 私のワクワクもお伝え出来たかな? いつも心を込めて、製品作り。 皆 いい娘(こ)になってくれますように