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そろそろゴールデンウィークも前半が終わろうとしていますね。 お天気もいいから、色んなこと出来ますね。 今日は、大工さんの技のお話し。 家を建てる為に、色んな技を使って建てられる日本建築は、日本人だけでなく今では世界の人からも認められていますよね。 すでに販売中の自転車ラック『宿輪木』も大工さんならではの技が、使われています。 それは、四方転び (しほうころび)上に荷物が乗ることによって、より安定するという作りになっています。 自転車をかけてもらうことで、より安定するという仕組みです。 さて、 今回の室内用自転車ラックには、 込み栓を使うことにしました。 込み栓(こみせん) 柱と土台、または柱と桁(けた)などの仕口を固定するために打ち込む堅木材 こんな感じで打たれています。 中の構造はこんな感じになってます。 ついでに、各部分の名称も。 今回はほぞ穴を貫通させて、ほぞ穴の先に込み栓をうつやり方を採用。 鼻栓といいます。 水泳シンクロで使われる鼻栓と同じ字ですが、読み方も一緒ですけど。 私は3回くらい聞き直しました。 呼び名は当たってます。 そして、こんな感じに。 わかりますか? 今回の見せ所。チョコ見せは大工さんの技。 ラックの脚の穴。 自転車を支えるバーのほぞ穴。 差し込んだときはすこーしだけずれています。この鼻栓をグッと差し込むことにより、穴が揃い、バーが引っ張られるようになって安定する。という仕組みです。 グッと差し込んでくださいね。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように

暖かな季節の到来に、気分も晴れやかな今日この頃。 ラックの製作状況とこだわりをチョコ出し中。 今日のチョコ出しは。 棚になる部分。 一つ一つ手作業で、 木肌を利用して角度を付けた棚。 すべてが違う木の模様。 自然が作り上げた模様にうっとり(*´ェ`*)してほしいです。 本物の木だからこそ、同じものがひとつもありません。 そこがいい。 それがいい。 そう思うとどんな木も可愛くなってきます。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように

こんにちは。 とうとう、ゴールデンウィークに突入ですね。 なにもないんですけど何だかウキウキ気分。 前回投稿からの首斜め大丈夫ですか? そう、首斜めのままで はい、 斜めの部材入りました。 しっかりと固定中。 そして、 これ。 自転車を支えるバーです。 アップも こんなカットさすが大工さんです。 自転車が安定するように凹みを作ってもらいました。 そしてブレーキ?のワイヤーが触れないように溝もつけています。 色んな自転車ラックあると思いますが、 桧人のラックは木材を使用。使えば使うほど味となっていく、ずっと愛用してもらえたら、嬉しいな。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように

明日からゴールデンウィークですね。 ラック、ずいぶん出来上がってきていますよ。 今回は製材の話は全くありません。 大工小屋にお邪魔して、パシャパシャ写真を撮ってきましたよ📸 さて、 これ、何だか変ですよね。 首が斜めになってませんか? これなんか、変じゃなくてもうひし形🔶。 こんな切り方普通じゃ出来ませんよね。 こんなのどこに使うの? 思わず大工さんに聞いてみました。 ここだそうです。 ちょっとわかりにくいかな? こんな感じ。 これなら、わかりますか? ラックの足が斜めになるので、棚は床面に対して平行になるようにこのようなカットになるそうです。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように

前回からのお話、自転車ラック作成状況のお話をさせていただきます! 話は戻りましてそうして納品した部材はプレナーという機械にかけて最終寸法まで小さくしていきます。このときの表面はささくれがなくてパッと見た感じはきれいです。 そしてこのあと、超仕上げ(カンナかけ)をします。この作業後の木の表面はツヤツヤ。何も塗っていないのに光っています。 そしてこれがカンナかけした、カンナ屑です 分かりにくいですがよく見ると、カンナ屑の色に違いがあります。 そう!色の違いは桧と杉なんです! 赤く見えるのは、杉(すぎ)。 白く見えるのは、桧(ひのき)。 今回の自転車ラック最大の特徴、木の色を生かしたコントラスト。いいアクセントになってくれます。 接着してるところですね。 さすがは大工さん、すべての木材が同じようにカットされています。プロの技ですよね。 こちらの写真、いいですよね。私のお気に入り😊 そうそう、作業いただいてる大工さんを後ろから激写👀📷✨ 顔見せは🆖なので😁 今回は写真たくさん、 私のワクワクもお伝え出来たかな? いつも心を込めて、製品作り。 皆 いい娘(こ)になってくれますように

モニターの皆様、大変お待たせしております。 当初の予定よりずいぶん遅れておりますこと、お詫び申し上げます。 ✋刻み大工さんに、ラックの製作依頼をしたと報告させて頂いてましたが、この大工さん本当に本職が大工さんの為、 お寺本堂の新築、庫裏(くり)。一般住宅のリフォーム、新築などの仕事の合間に制作をしていただいてます。 材料の納品などの報告もしていない為、心配されているかと思いますが、必要な部材を製材し、ずいぶん前に納品させて頂いています。 本日より少しずつではありますが、進行状況と製材のお話をさせていただきます。 それでは進行状況の前に 製材とは? 最終の寸法になるまでには木材を何度も切ったりします。切ることを『製材機にかける』といいます。 まず、製材機にかけて最終寸法より15~20ミリくらい大きく荒切りします。そして木を乾燥させるため、サンと呼ばれる木を挟んで通気をよくして乾燥させていきます。 乾燥をしていく段階で木は縮んだり、割れたり歪んだりします。そういう状態を『動く』っていいます。 ある程度乾燥すると、木の動きがすくなくなるので今度は出荷のためにもう一度製材機にかけます。この時は最終寸法より、5~10ミリ大きく切ります。切った表面は、ザラザラ。 製材の仕事は通常ここまで。 この状態で出荷(納品)となります。 これは一般的なノコギリ。刃の大きさに注目してください。 そしてこちらが、製材機のノコギリ。ひとつの刃の大きさの違いがわかると思います。 こちらは製材機にかけている風景です。 製材機のノコギリは輪っか状になっていて、機械で回転させて木を通して切っていきます。 こちらは自転車ラックの為に納品された部材の一部です。 こちらの写真は棚部分に使われる材料です。本物の木が充分に表現出来るようにあえてこの部材を使用。 本来この部材は、枠材(わくざい)といい、木肌の部分は切り落として、家の窓や入り口の枠に使用されます。こんかいは木肌を残して、みじかーくしちゃいますよ。 さてさて、これからすこしずつ、らしくなって行きますのでお待ちくださいね。 商品完成は今月中としております。ブログ報告は遅れておりますので、現在の進行とは異なりますのであらかじめご了解下さい。 いつも心を込めて製品づくり。 皆、いい娘(こ)になってくれますように