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Meshukashi

実は、以前フェイスブックで突き付けのお話をさせてもらったんですけど、いつもの商品ってなんなの?!って自分でツッコミ入れて遊んでました笑。

というわけで、今日の仕事ぶりです。
今日は節(フシ)のある板の加工をしました。

もちろんピーリング(壁板)です。

板と板をくっつけた時に窪んだところ(隙間)が出来るのが

メスカシ加工というんです。
これが普段出荷している板になります。

そして、この節板はV溝かこうになっているので 斜めに傾斜がついています。
絵で描くとこんな感じ

斜めの加工。

直角の加工。


張った時に少しですが印象が変わります。

「節の板」と「幅の広い板」はV溝で加工をしています。
そして板の感じ。

 

こんな感じで出来上がってきます。

気づかれた方見えると思いますが節が抜けて穴のあいた写真があったと思います。

そうなんです。

これも私達のこだわりなんです。

普通、節板の加工には穴の空きそうな節には「節埋め」作業を行うのですが、あえてその作業を行っていません。

なので穴が空いてしまった時点で欠点の商品になってしまいます。

自然の木なので、自然のままに。

そして、自然のままには乾燥にも。
乾燥機を使うと節が抜けやすくなるのもありますし、桧の香りも薄くなってしまうのであえて自然乾燥にこだわっています。

なので、節板の乾燥させている材料が敷地いっぱいに並べられています。

めちゃめちゃ場所とってますけど田舎なので笑
部屋に貼ってみるとこんな感じになります。

自然のものは2つとして同じものがありません。それがいいと思っています。節の感じもいろいろです。人と一緒でいろんな個性ある節を楽しんで頂ければ幸いです。
長文となりましたが。最後まで読んで頂きありがとうございました。

無事に製品も完成し、仕事も終了。

また、明日は違う仕事です!