12月末 価格改定のお知らせ
お知らせ 諸経費の削減をはじめとする企業努力により価格の維持に努力してまいりましたが、 弊社単独での努力では抗し難い状況となってきております。 つきましては、まことに不本意ではございますが、商品価格を改定させていただくことになりました。 詳細は改めて、ブログにてお知らせさせていただきます。 弊社商品をご愛顧いただいております皆様には諸事情ご賢察の上、 今後とも何卒弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。 しもで木材
天然乾燥倉庫のメリット
前回の書き残しの欠点のお話 一つ目は、ヤニ ヤニとは油分(色艶や香りの元) 桧の持つ最高の長所は、最大の欠点になっちゃうんです(/_;) なぜ? 市場で競りにかけて、すぐに売れて、そのまま現場で使って頂ければ何の問題もないんですが、そんなに上手く行くはずも無く、1回競りで売れずに元落ちすれば、1月後の市まで林場で過ごすことになります。 すぐに売れても、全部使ってもらえなかったら、残りは在庫となります。 流通に流す際、シュリンクと呼ばれるビニールでラッピングして出荷するため、重ねた部分にヤニが噴いて酷いとくっついたりします。 注文を受けてすぐ出荷できるわけではないですが、この倉庫が出来たおかげで、現場で要る分だけを注文いただければ、雨が降っていようとすぐに加工に移れます。 このサイクルで行けば、ヤニの欠点は省かれ、桧の長所だけが残ります。 余分な仕入れが無く、最高の状態の物が届くのなら、シュリンクというビニールも要らなくなるかな? 二つ目は、経費の削減 人工乾燥機で乾燥させようと思うと、燃料を焚いてボイラーを回します。 燃料代もバカにならない位高いですし、まだまだ上がってます。 そしてウチの工場には、乾燥機が無いため、ウッドピアの共同乾燥場を利用しています。 ウッドピアの共同乾燥場は、木焚きボイラーなので、燃料は木の皮や端材など製材の要らないもの。 でも、24時間焚き続けるので、人件費も要りますし、木の皮など燃やすものが無くなれば、軽油を燃やします。 燃料の高騰で乾燥代は上がり、当然共同乾燥まで移動しなくてはいけないので、トラックの運賃も加算されます。 全部の製品をすぐに天然乾燥に変えるのは難しいですが、徐々に変換していきたいと思います。 そして、1mの腰板は、値段も安いし天然乾燥にしようと、倉庫を建てる前から雨に当たらないように保管。 今回、4カ月ほど経ち加工してみて驚きました。 こんなに色が違うかなと思うほど辺材の色が違う。 並べてみると、左はアテ(欠点の名称)でしょって思うほどの違い。 分かり難いかな(;^ω^) 15㎜ほどの薄い板を75度位で乾燥するので辺材は少し焼けるのかな~? 今までそれほど気にしてなかったですが、比べてみれば一目瞭然👀 天然乾燥の良さを改めて感じました。 又市場で、 「そんなの関係ないよ」 って言われちゃうのかな(;一_一) 心穏やかに 過ごせますように
木材天然乾燥場
この先製材所を営んでいくうえで、何が大切なのかな~??? 必死に考えました(-_-)う~ん その結果が 徹底的にこだわろうでした 何に? お客様の為になることに それで? 先ずは、本気で天然乾燥に( ̄▽ ̄) どうして天然乾燥? 人工乾燥のように、急激に温度を上げることなく、自然の温度変化の中、風にさらされ水分を抜いていくので、必要以上に油分(色艶や香りの元)が抜けず、寸法変化も少ないので。 その結果 奥行き10㍍幅40㍍ 屋根だけの倉庫を建てちゃいました(^^♪すべて借金ですが^^; 以前から節の板は桟組して屋外で天然乾燥☀ しかし、雨が降ると注文を受けてもすぐに対応できないありさま(-_-;) これじゃいくら物が良くったって流通に乗るわけがない 要る時に無いんですからね 良い物をより迅速に現場に届ける。 それは、施主様にも現場にも良い事だと思うんです。 この木材天然乾燥倉庫が出来たおかげで、いくつかの欠点が解消されると思っています。 これは長くなりそうなので、次のブログネタに( ̄▽ ̄) この不景気にそんな物建てて大丈夫かな~って悩みましたが、少しからくりが お察しの通り、少しでも借金返済の足しになればと、お日様の力を借りて、ソーラーパネルを置きました。 ソーラー発電は、賛否両論あると思います。 僕もあまり賛成ではないんですが、背に腹は代えられず・・・(-_-;) 田舎のちっぽけな製材所しもで木材 欠点に思える事を逆手にとって 田舎安い土地だから出来ること。 少人数で、量をひかないから出来ること。 そんなこんなで腹くくって建てた、しもで木材天然乾燥場 生かすも殺すも自分次第( ̄▽ ̄) しっかりと生かしていく努力をしていきたいと思います(^^♪ 心穏やかに 過ごせますように (#^.^#)
よし、変人になろう( ̄▽ ̄)🌲
久々に、ブログを再開(^-^; 題名が【よし、変人になろう】って(;一_一) 御存じの通り(知らない方も沢山みえますが💦) オイラの仕事は桧の製材所のオッサン あらためまして(`・ω・´) 桧という木で壁板を作っております(笑) そのオッサンがなんで変人に??? 答えは簡単 木が売り辛くなってきたから(/_;) 木が売り辛く、経営難になって気がふれたわけではないのでご心配なく(^^) (危ういですが…笑) 先日、ある木こりさんに聞いたノコギリの進化の話 ノコギリが発明され、こりゃ~スゴイと売れまくる。 売れるからノコギリ屋さんがいっぱい出来て、そのうち売れなくなり大抵の人は辞めていく。 そんな中、変人が現れ、もっと切れるように、もっと切りやすいようにと研究を重ね、刃の形状など進化させる。 するとまた売れ出す。 それの繰り返しでノコギリは進化してきたんだとか。 その話を聞いてオイラが思ったこと。 売れなくなった時、きっと沢山の人が変えようと努力したんだろうって。 その中で飛び切りの変人が業界を変えたんでしょうね。 売れるときは何もしなくても売れるんだし、逆に変わったことをしない方が安定してるし楽だもんね。 売り辛くなった時 辞めるって言うのも選択肢の一つ。 そのまま続けるのも一つ。 どうせ続けるなら変人になろう 変える人にはなれなくても、変えようとする人でありたいな。 ただの変わった人で終わるかもしれませんが(;^ω^) 去年50歳になり、色々とモヤモヤしたもので気分がスッキリしていませんでしたが、残り少なくなってきた人生、面白おかしく思う存分やってみようと思います。 どんな変人になるのかわかりませんが、変態にはならないように気を付けて( ̄▽ ̄) 心穏やかに 過ごせますように(^^♪