前回のブログでは、羽目板(ピーリング)の形状の違いをお話しさせて頂きました。
今回は、幅の違いをお話ししようかと思います。
幅の違い?って思われるかもしれませんが、木とは丸いもの、外側から薄く切っていく(削いで)と初めは幅が狭い板、そしてどんどん幅が広がって行くのです。
それを幅別に揃えていきます。その作業を、私たちは耳太刀(みみたち)といいます。
こんな感じに耳太刀して行きます。
幅別に3種類に仕分けします。
そして、木を乾燥させる作業になります。
一枚一枚が息できるように隙間を作って乾燥機で乾燥させます。
そして、これが乾燥機に行く予定の木達。
板と板の間に「サン」と呼ばれる棒を入れて行くのですがその棒がずれずに積み上げていかないと、板のに歪みが生じてしまうのです。歪んでしまった板は加工しても良質なピーリングにはならないのです。なのでこの「サン」を組んで行く作業も正確にしていかなくてはいけないのです。
この商品は厚み 10ミリ 目透かし加工になります。
幅は
3種類 85ミリ
100ミリ
118ミリ
お部屋のイメージやお好みでお好きな幅を選んでいただきます。
手間暇掛けて、お客様の手元まで。
完成品になるまで、もう少し。
愛情込めてコツコツと。