気になる木になる徳田銘木さんの見学会

気になる木になる徳田銘木さんの見学会

 

何やってんだか(;一_一)

前回の、たどり着くまでを投稿して、気が付けば年も明け,2月も半ば(~_~;)

でも、お邪魔した時の感動感激は忘れてませんよ(^^♪

IMG_2342

貴重な休みにも関わらず、徳田社長と息子さんが出迎えてくれました。

斫りスト向井さんの呼びかけに徳田銘木さんに集まったのは凄腕大工さん、工務店の社長さん、神具職人さん、鉄を扱うアイアンマン、木こりさん、将来手刻みの大工を目指す女の子

遠いところでは神奈川県から総勢11名( ^ω^ )

向井さんの顔の広さと、徳田銘木さんの魅力に改めて感心し、徳田社長の笑顔に迎えていただき事務所に( ^ω^ )

天井を見上げると、杉皮がアクセントに上手に使ってありました(●^o^●)

IMGP0148

事務所を建てて約15年、何も無くゴミも落ちてこないとの事(*^^*)

木を切る時期、皮をむく時期を考えてやれば、何もしなくても長く持つのだと教えていただきました(*^^*)

全員が揃い、いざ本番(`・ω・´)ゞ
IMGP0149

いきなりやられました\(◎o◎)/!

6メートル以上の磨き丸太の梁の山Σ(゚Д゚)

IMGP0150

写っているのが向井さんと徳田社長( *´艸`)

IMGP0151

四方八方 木だらけ(^▽^;)

IMGP0152

IMG_2334

IMGP0158

 

その場その場で社長のお話があり、木の説明は勿論、木と照らし合わせ、人との付き合い方や社長の人生哲学など、笑いを交えながら飽きさせず、楽しく貴重な時間を過ごさせていただきました。

IMGP0156

IMGP0154

その場その場で社長のお話があり、木の説明は勿論、木と照らし合わせ、人との付き合い方や社長の人生哲学など、笑いを交えながら飽きさせず、楽しく貴重な時間を過ごさせていただきました。

その中の一つ、この曲がった木を見ながら

「曲がった木でも見方を変えて見てやれば墨がひける。

この木をどう活かしてやるか考えながら仕入れてくる。

人も一緒で見方を変えてどうすれば墨をひけるか考えるんです。」

墨をひくとは、真っ直ぐなところを探し壁に沿わせて建築材として使う。

人も良い所を探して伸ばしてやりなさいということですね(`・ω・´)ゞ

頭をたたかれたような気がします(;^ω^)

IMGP0159

松の皮付きの床柱がΣ(・ω・ノ)ノ!
以前大工の叔父に、虫の付きやすい松は、伐採時期を吟味しないといけないので、皮付きの床柱をお金持ちの家で見た時には驚いたと聞いたことがありました。

IMGP0161

IMGP0162

桧のさび丸太(*^^*)

IMGP0163

倉庫のすべてに、断熱材を入れてあるとの事(・o・)

その中でも、一番この土壁の部屋が、空気が安定しているらしいです。

空調などは入れないのは、どんな環境で使われるかわからない床柱を、一定の温度で管理していたら、いざ使うときに割れる可能性が有るからとの事。

確かに出荷時に割れなくても、住んでる最中に割れたりしたらイヤですよね(~_~;)

お客は工務店、大工ではなく、その家に住む方であるという当たり前のことを、いつも考えてらっしゃるということですね( ^ω^ )

IMGP0164

この木は、一番奥まった部屋に鎮座ましますは、徳田銘木唯一の非売品だそうです( ̄▽ ̄)

IMGP0165

楓の床柱なんてびっくり\(◎o◎)/!

掃除するのが大変でしょうと、息子さんに聞くと、ハッキリと大変ですと(笑)

手間と愛情と知識が詰まった銘木たち( ^ω^ )

中々今は使ってくれる方も少なくなり、値段も下がってますが、何とか日の目を見てほしいものですね(`・ω・´)ゞ

IMGP0167

IMGP0168

二階に上がると、見慣れた床柱が大量にΣ(・ω・ノ)ノ!

写真は天然絞りの床柱(*^^*)

今は床の間を作る家も少なくなりましたが、何十年もしてブームが来て、欲しいと言われても、木はすぐ育たず用意できないので、ストックしておくのだと(*^^*)

山の考え方なんだと思いました(*^^*)サイクルが長い( ^ω^ )

この後、社長室へ入れていただき

IMGP0169

木の造花や

IMGP0170

木の卵や( *´艸`)

IMGP0171

造花も凄いけど、何気に三尺の床板Σ(・ω・ノ)ノ!

様々な木のおもちゃや、いすやテーブルが所狭しと、置かれていました( ^ω^ )

そこで徳田銘木の、山との関わり、歴史、社長の山や木この業界への思いなどを話していただき、皆さんの感想などを聞き、改めてちっぽけではあるが、自分が何ができるのか、そしてなんとかしなきゃと思わされました。

社長のどう感じましたかの問いに、トンチンカンな受け答えをした僕に、笑顔で答えていただきありがとうございました。

そして社長が1冊の本を取り出され昔からの思いが偶然出会った本に書いてあったと紹介してくれました。

荒 了寛僧侶の生きるとはなぁの一節

IMG_2337

IMG_2336

 

その通りだと思いますよ( ^ω^ )
燃やすんじゃなくてね(;一_一)

それから外に出て、今度は斫りスト向井さんと、薬師寺の補修に携わった凄腕大工さんの、槍鉋による実演会(^^♪

槍鉋とは聞きなれない名前ですが、むか~し昔からのの大工道具(*^^*)

IMGP0172

事務所にあったベンチなどを削っていただき

IMG_2341

ついでと言っては何ですが、宿輪木のバーも削って頂きました(*^^*)

鉋屑が独特でしょ( ̄▽ ̄)

その後美味しい名物柿の葉寿しのお店を教えていただき、1つは正月行った蔵王堂前のやっこ( ̄▽ ̄)

もう一軒は黒滝村の黒滝茶屋(^^♪

IMGP0174

何気に凄いカウンター板が表に置いてありましたΣ(・ω・ノ)ノ!

とても美味しい柿の葉寿しに大満足し、帰路の途中に蔵王堂を見に行こうかとお誘いを受けましたが、残念ながらの帰れコール(>_<)

仕方なくお先に失礼させていただきましたm(__)m

徳田社長、息子さん、お誘いいただいた向井さんをはじめ、ご一緒させて頂いた皆さん、本当にお世話になりました。
袖触れ合うのも多生の縁
これからもよろしくお願いしますm(__)m

長くなりましたが、気になる木になる徳田銘木見学会は、これにておしまい(^^♪